☆肩こりを考える☆
【肩こりの定義】
「後頭部から肩、肩甲部にかけての筋肉の緊張を中心とする不快感、違和感、鈍痛などの症状、愁訴の事」
【国民生活基礎調査】
厚生労働省が公表する、「国民生活基礎調査」において、国民の代表的愁訴が長年にわたり、腰痛(男1位、女2位)肩こり(男2位、女1位)となっております。
男性では、年齢が上がるとともに肩こり率は増加するが、女性は50~59歳がピークとの報告があります。(2013年)
上図は平成3年~平成25年までの経時的変化を表した図です。
男女ともに年々増加傾向でありながら、男性よりも女性のほうが倍以上上回っているのが分かります。
上図は肩こりの有訴者数と通院数との関連性をグラフに表した図です。
男性は年齢とともに増加するが、女性の場合は50~59歳がピークとなっています。
女性は、ホルモンの関係によるものもあるのでしょうか?例えば、更年期障害とか・・・ホルモンバランスの崩れにより、自律神経も乱れる可能性もあるんじゃないかと思います。
現に、肩こり・首こりが多い層として40代後半から50代の人が多い気がします。